■和服の帯からひな人形
和服を着る機会が少なくなった現代。
使わなくなった帯があっても、それが歴史や思い出のあるものだと、なかなか処分するのは難しいものです。
現在、様々なリフォーム、リメイクのサービスがありますが、
当店がご提案差し上げるのが、お雛様の衣装へのリメイクです。
■帯は高級素材
雛人形業界では、帯は有職織物に次ぐ高級素材とされています。
日常用品であり、締めるものであるため、もともと丈夫に作られていますし、
色柄も豊富で、デザインも洗練されています。
事実、西陣などの帯を素材にしているお雛様も多く見られます。
■帯以外の素材も利用できます
帯だけでなく、一定の大きさがあればスカーフなどの布地も使用可能です。
（スカーフの場合、男女それぞれ１枚ずつ合計２枚が必要になります）
ただし、帯以外の素材については、向き不向きなどありますので、
事前に適合性を職人が判断いたします。個別にお問い合わせください。
■仕様
１）トップ画像のグリーンの部分を帯から作成します。
男雛は束帯全体。女雛は打ち掛けの部分になります。
２）女雛の裳、袴、五衣は、帯の色柄にあったものを提案させていただきます。
後述のイメージ画像を見ながらお打ち合わせしていただけます。
３）帯一本から男雛女雛一対ぶんの衣装が作れます。
４）お人形の大きさは京六番と京八番。（東籬有職雛よりサイズ大きめ）
サイズは次の通りです。手作りですので若干誤差があります。
京六番 (女雛) ：幅50cm×奥行35cm×高さ26cm
ー横幅はB5用紙長辺2枚分またはB4用紙短辺（51.4cm）とほぼ同じ幅。
ーまたは官製はがき短辺（10cm）5枚分。
ー奥行はB5用紙短辺2枚分またはB4用紙長辺（36.4cm）より若干小さめ。
ー高さはB5用紙の長辺（25.7cm）くらい。
京八番 (女雛)： 幅40cm×奥行30cm×高さ23cm
ー横幅はA3用紙の長辺またはA4用紙短辺2枚分（42cm）とほぼ同じ幅。
ー奥行はA4長辺（29.7cm）または官製はがきの長辺２枚分（29.6cm）くらい。
ー高さはA4短辺（21cm）より2cm高い。
５）お顔は数種類よりお選びいただけます。石膏の本顔です。
・ただし人気や在庫状況による制限がございますので、お早めのご相談を。
６）付属品
・桐箱、畳付き親王台
・お手入れセット（毛ばたき、手袋）をお付けします。
・被布・高杯・オルゴールのセットをお付けします。
■完成時を予想したコンピュータ・グラフィクス写真をお作りします。
完成時を予想したコンピュータ合成画像をお作りします。
早い段階で具体的なイメージを把握できますので、直接帯を送る手間や費用が抑えられるだけでなく、細かなご要望などにもお応えでき、ご安心いただけるものと考えています。
１）帯の映った写真を２，３枚（推奨2000ピクセル以上）メールでお送り下さい。
（携帯メールだと画像を自動縮小する機種やキャリアがあるようなのでパソコン経由推奨。）
２）画像製作の前後で職人のチェックを入れるため、数日お時間をいただきます。
３）殿、姫それぞれの予想写真をメールにて返信いたします。
プリントしたもの（L版または2L版）の郵送も可能です。
■お引き合いからお届けまでの流れ
１）お問い合わせ・ご質問・お引き合い
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２）帯のお写真を元に完成予想写真を作成
↓
３）写真を元にお打ち合わせ
↓
４）ご発注・ご入金、帯のご送付
↓
５）製作開始：製作に入りますとキャンセルできなくなりますのでご注意下さい。
↓
６）納品までに数回、進捗状況をメールにてお知らせいたします。
↓
７）完成・発送
↓
８）お届け：お届け期日指定可。
■Yahooショッピング店にて対応
帯から作るお雛様＆イメージCG写真作成サービス
https://store.shopping.yahoo.co.jp/touri/obi.html
個別案件となりますので、お問い合わせならびにお打ち合わせ後にお客様専用ページへご案内いたします。
■お申し込み期限
職人がひとつひとつ手作りする関係上、完成までにお時間がかかります。
３月３日のひな祭りまでに確実にお届けするため、一応の期限を設けております。
その年３月向けには、同じ年の１月下旬までをご注文の目安としております。
ただし旧暦ならびに来年向けについてはこの限りではございません。
ただし、職人の空き状況によっては、期限をまたずに終了、あるいは延長する場合がございます。
・旧暦でお祝いされる地域の方については２月中旬を目処にしております。
・ひな祭りが終わりましたら、次年度向けのお引き合いを承ります。
